12/22(水)は、SOC フロントアナリスト 髙德真晴の記事です。社内メルマガの編集長としての取り組みの紹介です。
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「ヤバい、間に合うのか…?」
毎月2回、僕が必ず発する言葉である。
…… 何がヤバいかって?
メルマガ発行の締め切りが迫っているが、まだまとめきれていない記事もある…そんな焦りとともに一杯のコーヒーを片手に、せわしない朝を過ごすのである。
お客さま対応と社内への情報発信
こんにちは、髙德です。ドキュメンタリー風のナレーションで始めてみましたが、何を言っているのか分からないと思いますので、改めて説明します。そう、私はSOCアナリスト兼 メルマガ編集長 なのです。
みなさん、SOCがどんなことをやっているか知っていますか?実は、同じ会社の人でも、SOCの外から見ると「SOCで何をやっているかがわからない」ということが起こります。この問題は、社内での情報流通の問題というよりもむしろ、SOCの中の人ですら全容を完全に把握するのが困難なほど、SOC内の取り組みがあまりに高度で多様だというところにあります。
というわけで、私はSOCで行われている取り組みを社内全体に向けて共有し、「SOCってみんなの想像以上にすごいんだぜ」ということを伝える伝道者(!)として、「SOCメルマガ」を発行しております。
ちなみにですが、この「SOCメルマガ」は私の業務のごく一部でありまして、日ごろはSOCのフロントアナリストとして、高度分析サービスにおけるお客さまからの「分析観点」での問合せに技術的に応対することを主業務としています。SOCから通知したマルウェア感染などのインシデントについて、分析内容に踏み込んだテクニカルな質問をいただきます。それに応えるため、私たちのチームではログやインジケーターを再精査したりするなどして、精度の高い情報をお客さまに回答しております。
お客さまだけでなく、社内あるいは関連するグループ企業のSOC窓口としての役割も担っているため、様々な方面から多種多様な質問や依頼が舞い込んできます。そのため、私たちのチームはSOCの「顔」として、関係者のみなさまにSOCの運用やサービスをよく知ってもらうための啓発活動も主なミッションの一つとして実施しています。
社内メルマガ編集長として
その啓発活動の一つとして、私が編集長として「SOCメルマガ」を通じて社内への情報発信を推進しています!「アナリストの世界を身近に感じるメルマガ」、通称「OPEN」と呼ばれるものです。
メルマガでは、セキュリティトピックやSOC内における業務カイゼン、アナリストの社内外活動(カンファレンス登壇など)、その他コラム的な内容など、多様なトピックを月2回、SOC内の各チームのメンバと協力して、関係者(数百名)向けに発行しています。
月2回、様々なトピックで発行。このペースを守るために、メルマガ編集長はSOC内を駆けずり回ります。どこかにいいネタはないか?誰か面白いことやってないか?と、編集長は目を鋭く光らせるのです。
チーム外からネタが欲しければチャットで他チームに記事にしませんか?と聞きに行って、たまにWeb会議して、何か新しい取り組みがあれば、記事としてリリースをできそうか担当者に直アポして聞いて…
コロナ前は、オフィス近辺のランチ情報を記事にするために、未知なるお店を探し求める旅に出て、映える写真をどんどん増やしながら、体重もどんどん増えていくという…
そうして出来上がったメルマガ。書くべきネタは沢山あるので、毎回ボリュームが多くなります。(それゆえ、まとめるのが大変なのです…)
色々な方の協力を得ながら、この営みを2年ほど積み重ねてきた結果、「いつもメルマガ楽しく見させていただいています」「今回もありがとうございます」「社内ナレッジとしてアーカイブ残して下さい」 といった感謝のお便りを受け取り、少しずつ社内に対する情報発信が定着してきました。嬉しい限りですね。
私たちのメルマガの内容をきっかけに、営業の方がお客さま提案しやすくなったり、アナリストの成果が認知されるようになったり、若手の存在が認識されるようになったり、各チームの業務について理解できるようになったり、組織的にも多くのメリットを生み出しており、今回も誰かのお役に立てばと思いながら、先日メルマガを発行しました。
今後もメルマガ編集長はSOCの熱さを伝えるために、記事を書き続けます。そしてまた思うのです、