PLC(Programmable Logic Controller)とは?

OTセキュリティ用語集で徹底説明|OTセキュリティ用語集

PLC(Programmable Logic Controller)とは、産業機械の制御装置の一種で、シーケンサとも呼ばれます。製造装置や自動化システム、輸送機器、エレベーター、立体駐車場、家電など、幅広い用途で利用されています。PLCでは機械や設備のシーケンス制御を行います。シーケンス制御は、あらかじめ定められた順序または手続きにしたがって、動作の段階を進めていく制御です。PLCが登場するまでは、シーケンス制御を行うために、電流のオン・オフによって動作を制御するリレー回路が利用されてきました。PLCにはマイクロプロセッサが内蔵されており、事前にプログラミングを行うことで、シーケンス制御を実現します。従来のリレー回路に比べて、装置を小型化できる、より複雑な動作を実装できる、柔軟に動作を変更できるなどのメリットがあります。
近年ではPLCの高機能化が進み、ネットワーク機能を備えたPLCも増えています。DX化の進展にともない、PLCの役割がいっそう重要になる一方、サイバー攻撃を受けるリスクも高まっています。

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