
INTERVIEW
開発エンジニア
マネージドセキュリティサービス部

QUESTION 01
文系の学生だった私がIT分野を目指した理由には、コロナ禍で抱いた思いがありました。普段の生活もままならない状況においては、文化や芸術というのは最優先されるものではありません。それよりも生活や社会の根本を支えるもので、私が関われるのは何だろうと考えた時に、IT系という結論にたどり着きました。文化や芸術を楽しめるのも、安定した情報インフラがあってこそ。そうした思いのもとにIT系の会社に就職し、開発エンジニアとしてサーバーの管理などに取り組みました。小さな会社でしたが、それでも自社サーバーへのサイバー攻撃は圧倒的なものでした。その地理的スケールと被害の大きさを実感したことが、セキュリティ分野に関心を持つようになったきっかけです。NTTセキュリティ・ジャパンのコラムを読んで、サイバー攻撃に関する知識を深めたりしているうちに、この会社にも興味が湧いてきました。長年信頼を築いてきたNTTの看板を背負い、日本にいながら世界の平和に貢献できる職場に大きな魅力を感じたのです。

QUESTION 02
現在の仕事内容は、セキュリティ製品から情報を取得するシステムの運用・保守と、取得した情報をフィルタリングするシステムの開発が中心です。
前者のシステムが更新された際、更新により不具合が起きていないか確認する作業があります。無数のサーバーにあるいくつものログをひとつひとつ確認していくので、初めのうちはかなり時間がかかりますが、自ら異変を発見し上司やチームメンバーとともに早急に対応ができた時にはやりがいを感じました。
他のチームと協業してひとつの仕事をクローズできた時にも、毎回大きなやりがいを感じます。今、私たちが管理しているシステムのほとんどがスウェーデンで開発しているものなので、そちらと密に連携をとらなければならないのですが、スムーズに橋渡しを行うことが迅速な対応につながると思うので、コミュニケーションの質にはつねに重きを置いています。

QUESTION 03
まずは現在担当しているシステムの専門性を高め、技術者としてチームからも、協業する他のチームからも、そして社外からも信頼される存在になることを目指しています。
将来的には、技術力に加えて人間力も磨き、メンバーが安心して働ける環境を築けるマネージャーとして、チームを牽引していきたいと考えています。サイバーセキュリティの分野から社会の安全・安心を守るだけでなく、ともに働く人も守ることが、キャリアにおける私の目標です。
私自身、入社当初から上司や先輩たちにマンツーマンで仕事を教えてていただき、資格取得なども丁寧にサポートしていただけたからこそ、仕事以外のことも何でも話し合える関係づくりができているのだと思います。皇居ランやボルダリングなどの部活動も充実していて、そこからも年齢や職歴をこえたコミュニケーションを育むことができています。これからは、私も少しずつそのポジティブな空気をつくっていく立場になっていかなければいけません。現状維持に留まらず、より良い環境にしていけたら、というのが、今現在の私の思いです。
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